タグで整理する¶
Melanite にフォルダはありません。分類はタグだけです。
- 1 つのアイテムに何個でもタグを付けられます(0 個でも構いません)
- タグはフラットです。タグ自体を階層化することはできません
- タグは タググループ(1 階層のみ)でゆるくまとめられます
フォルダとの発想の違い
フォルダは「1 つ選ぶ」ものですが、タグは「当てはまるものを全部付ける」ものです。 請求書の PDF に「請求書」「A社」「2026」を全部付けておけば、 どの切り口からでも辿り着けます。分類に迷ったら全部付けるのが正解です。
タグを付ける¶
Inspector から¶
- アイテムを選択する
- Inspector のタグ欄をクリック(または T キー)
- 入力するとインクリメンタル補完が出る。候補は最近使った順です
- Enter で確定。存在しない名前なら「新規作成: xxx」が出ます
関連タグの提案
まだ何も入力していない状態で候補を開くと、上に最近使ったタグが 5 件、 その下に「関連」の印付きで 5 件並びます。関連タグは、すでに付いているタグが すべて付いている他のアイテムを探し、そこに他に付いているタグを件数の多い順に 並べたものです。「A社」と「2026」が付いていれば、その両方が付いた他のアイテムに 何が付いているかを見るので、タグを足すほど提案は絞り込まれます。 最近使ったタグは必ず上に残るので、関連タグに押し出されません。 何も付いていないアイテムでは(関連付ける相手がないため)関連タグは出ません。
ドラッグ&ドロップ¶
どちらの向きでも付与できます。
| ドラッグするもの | ドロップ先 | 結果 |
|---|---|---|
| Sidebar のタグ | グリッド / リストのアイテム | そのアイテムにタグが付く |
| グリッド / リストのアイテム | Sidebar のタグ | そのタグがアイテムに付く |
どちらの向きでも、つかんだものが選択範囲に含まれていれば選択全体が対象になります。 たくさんのファイルに同じタグを付けるときは、まとめて選んでから Sidebar のタグへ 放り込むのが一番速い方法です。
画面の外にあるアイテム / タグへ届かせたいとき
ドラッグしたまま一覧や Sidebar の上端 / 下端にカーソルを寄せると、自動でスクロール します。端に近いほど速くなるので、そのまま目的の場所まで送ってドロップできます。
反応しないドロップ先
運んでいるアイテム全部にそのタグが既に付いているときは、何も変わらないため タグが光りません。ドロップしても何も起きないので、付いているかどうかの確認にも使えます。 ゴミ箱の中のアイテムはドラッグできません。
タグのコピー&ペースト¶
| キー | 動作 |
|---|---|
| Cmd+Shift+C / Ctrl+Shift+C | 選択アイテムのタグ一式をコピー(複数選択なら和集合) |
| Cmd+Shift+V / Ctrl+Shift+V | 選択アイテムへ一括付与 |
「このファイルと同じタグを付けたい」というときに便利です。
取り込み時に自動で付ける¶
タグで絞り込んでいる最中に取り込むと、そのタグが自動で付きます。 → ファイルを取り込む
複数アイテムへの一括操作¶
複数選択すると、Inspector のタグ欄が一括操作モードになります。
- 実線で表示されるタグ — 選択したアイテム全員が持っている
- 点線で表示されるタグ — 選択したアイテムの一部だけが持っている
この状態で追加・除去すると、選択したアイテム全体に反映されます。
タググループ¶
タグが増えてきたら、グループでまとめます。
- グループは 1 階層のみです(グループの中にグループは作れません)
- グループに所属しないタグは「未分類」にまとまります
- グループには色を設定できます。タグはその色を継承します
色はグリッドのカード下のドット、リストのタグ、地図のピンの色に反映されます。
グループの操作¶
| やりたいこと | 操作 |
|---|---|
| グループを作る / 名前を変える / 削除する | Sidebar のタグ領域から操作 |
| タグの所属を変える | タグを別のグループ見出しへドラッグ&ドロップ |
| グループから外す | タグを「未分類」見出しへドロップ |
| 開閉する | グループ見出しをクリック(状態は記憶されます) |
Note
タグをドラッグしている最中は、「未分類」が空でも見出しが表示されます(ドロップ先として)。
タグの管理¶
並び順¶
Sidebar のタグは、グループ順 → グループ内はタグ名順に並びます。「未分類」は最後です。
名前の中の数字は数値として比べるので、資料2 は 資料10 より前に来ます。
タグが複数並ぶところは、どこでもこの順です。
- リストの「タグ」列
- グリッドのカード下の色ドット
- クイックオープン(Cmd+P / Ctrl+P)の各行
- Inspector のタグ欄
- 一覧の上に出る絞り込みチップバー(選んだ順ではありません)
- 地図のピンの色(先頭の色付きタグの色になります)
- コマンドパレット(Cmd+Shift+P / Ctrl+Shift+P)のタグ
- タグ編集ダイアログのマージ先
Note
アイテムに付いたタグの並びは、タグを付けた順ではありません。 同じタグの組み合わせならどのアイテムでも並びが同じになるので、 見比べやすさを優先しています。
グループ名でタグを探す
コマンドパレットのタグには分類として「タグ / グループ名」が出ます。 グループ名で入力すると、そのグループのタグだけに絞れます。
順序に意味がある一覧は、この並びには揃えていません。Inspector の補完候補は 最近使った順、統計ダイアログの「よく使うタグ」は使用数の多い順です。
タグを探す¶
Sidebar のタグ領域上部の「タグを検索」ボックスで、タグ名を部分一致で絞り込めます。 絞り込み中はすべてのグループが展開されます。
キーボードだけで探して選べます。 F(別名 F4)でこの欄へフォーカスし、 Up Down でタグを辿って Enter で絞り込み、Alt+Enter で除外します (クリック / Alt + クリックと同じ操作です)。選んだ後もフォーカスは欄に残るので、 続けて別のタグを打って足したり、もう一度 Enter を押して外したりできます。 詳しくはキーボードショートカットを参照してください。
最近使ったタグ¶
タグ領域の先頭にある「最近使ったタグ」にマウスを重ねると、最近アイテムに付けた順に 10 件まで横に出ます。直前まで使っていたタグへ、探さずに戻れます。
- クリックでそのタグに絞り込み、Alt + クリックで除外します (Sidebar のタグと同じ操作です)
- 右クリックでタグの編集・除外のメニューが出ます。メニューを選ぶ(または閉じる)まで 一覧は開いたままで、操作しているタグが枠で示されます
- キーボードでは R(Recent)でどこからでも開いて 1 件目に入れます。 行にフォーカスがあるときは Right か Enter でも入れます。 中では Up / Down で選び、Enter で絞り込み(Alt+Enter で除外)。 Esc か Left で行へ戻ります
並ぶ順は最後にアイテムへ付けた順です。絞り込みに使っただけでは変わりません (一度見ただけのタグが上に居座らないようにするためです)。
一覧はいつも 1 行のまま
Sidebar に常設されるのは「最近使ったタグ」の 1 行だけです。タグが増えても ここが場所を取ることはありません。
使用数¶
各タグの右には使用アイテム数が表示されます。
リネーム・削除・マージ¶
Sidebar のタグを右クリックして操作します。
- リネーム — 付与済みのアイテムはそのまま
- 削除 — タグだけが消えます。アイテムは消えません
- マージ — タグ A をタグ B に統合します。A が付いていたアイテムはすべて B を持ちます。 統合先は欄に打って絞り込み、↑↓ と Enter で選べます(空白で区切ると「すべてを含むもの」)
マージの使いどころ
「Rust」と「rust」、「打合せ」と「打ち合わせ」のような表記ゆれを後から統一できます。
絞り込む¶
Sidebar のタグをクリックすると絞り込みが始まります。
- 複数選択できます — クリックで追加、もう一度クリックで解除
- 複数のタグを選ぶと AND(選んだタグをすべて持つアイテム)で絞り込まれます
- 選択中のタグはツールバー直下のチップバーに出ます(色ドット + 名前 + ×)。 「×」で個別解除、2 個以上のときは「すべて解除」も出ます
タグの絞り込みは、検索ボックスや種別フィルタと AND で組み合わさります。
タグを除外する¶
「このタグが付いたものは見たくない」ときは除外を使います。
- Sidebar のタグを Alt + クリック、または右クリック →「このタグを除外する」
- 除外中のタグは Sidebar で打ち消し線 + 「−」、チップバーでは赤いチップ(「除外:」)になります
- 解除は同じ操作か、チップの「×」
絞り込み(AND)と組み合わせられます。「仕事」で絞り込みつつ「完了」を除外すれば、 進行中のものだけが並びます。
- 同じタグを絞り込みと除外の両方には指定できません(片方を選ぶともう片方から外れます)
- 「未タグ」表示中は効きません(タグを持たないアイテムには関係がないため)
- スマートフィルタに保存すると、除外の条件も一緒に保存されます
タググループで絞り込む¶
「A社・B社・C社のどれか」のように、グループに入れたタグのどれかを持つものを並べたいときは グループで絞り込みます。
- Sidebar のグループ見出しを右クリック →「このグループで絞り込む」
- そのグループのタグを 1 つ以上持つアイテムが並びます(2 つ持っていても 1 件です)
- 絞り込み中のグループは、見出しが塗られて右端に漏斗の印が付きます。チップバーには 「グループ:」のチップが出ます
- 解除は同じ右クリックの「このグループの絞り込みを解除」か、チップの「×」
グループは条件 1 つとして数えます。タグやほかのグループとは AND で組み合わさります。 「案件」グループで絞り込みつつタグ「進行中」を選べば、«どれかの案件で、かつ進行中» のものだけが残ります。
- 後からグループに入れたタグも、そのまま絞り込みに入ります(スマートフィルタに保存したものも同じ)
- スマートフィルタに保存でき、Melanite Viewer でも同じ結果になります
- グループの除外はありません
タグの OR 検索はありません
タグを 1 つずつ選んで「A または B」にする絞り込みは用意していません。 «どれか» で絞りたいタグは、同じグループに入れてグループで絞り込んでください。
選択したアイテムと同じタグで探す¶
アイテムを選択すると、Inspector のタグ欄の見出しの横に 「このタグで検索」 ボタンが出ます。 押すと、そのアイテムに付いているタグでの AND 絞り込みに切り替わり、 同じタグを持つアイテムが一覧に並びます。
- 複数選択のときは 「共通タグで検索」 になり、選択した全アイテムに共通するタグで絞り込みます
- それまでの検索語・タグ選択は置き換えられます(選択していたアイテム自体は結果に残ります)
使用例
「この資料の仲間をもっと見たい」というとき、Sidebar でタグを探し直さなくても、 選択 →「このタグで検索」の 1 クリックで同類が並びます。
未タグ¶
Sidebar の「未タグ」で、タグが 1 つも付いていないアイテムだけを表示できます。 取り込んだまま整理していないものを片付けるのに使います。
タグを付けても選択は外れません
「未タグ」でタグを付けると、そのアイテムは一覧から消えます(もう未タグではないので)。 このとき選択は外れず、Inspector にもそのまま残ります。続けて 2 つ目・3 つ目の タグを付けたり、メモを書いたりできます。次のアイテムへ移るときは、一覧をクリックするか Esc で一覧に戻ってください。
検索中に名前を変えて検索語に一致しなくなったときなども同じです。
お気に入り(スター)¶
タグより軽い、1 ビットのフラグです。「あとで見る」「よく使う」を印だけ付けたいときに。
| 操作 | 方法 |
|---|---|
| 付け外し | S キー / 右クリックメニュー / Inspector の名前の横の ★ |
| 絞り込み | Sidebar の「お気に入り」 |
- 複数選択時は一括で切り替わります(全員がお気に入りなら解除、そうでなければ全員に設定)。 Cmd+A / Ctrl+A の全選択やカレンダーの「この N 件を選択」で、一覧に表示されて いない先まで選んでいるときも、選んだ全件に効きます(右クリックメニューはこのとき 向きを決め打ちせず、「お気に入りに追加」と「お気に入りを解除」を両方出します)
- グリッドではサムネイル右上、リストでは名前の右に ★ バッジが出ます
- タグ・検索・種別と組み合わせられます