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アイテムをつなぐ

アイテム同士をリンクでつなげます。「この議事録はこの資料についてのもの」といった 関係を、タグとは別の軸で残せます。

Obsidian との違い

Melanite のリンクはノート本文中の記法ではありません。 アイテム ID 同士の有向参照として、タグと同じように DB で管理されます。

そのため どのファイル種別同士でもリンクできます。 画像 → PDF、PDF → ノート、動画 → 画像、なんでも構いません。

リンクを作る

Inspector から

  1. アイテムを選択する
  2. Inspector の 「リンク」欄にフォーカスする
  3. 直近に取り込んだ 10 件が候補に出ます
  4. 文字を打つと名前(表示名・ファイル名)で絞り込まれ、名前の近いものから並びます
  5. ↑↓ で選んで Enter (またはクリック) でリンクが作られます

選んでいる候補の横には、リンクにマウスを乗せたときと同じ札 (サムネイルや本文の冒頭・更新日時) が出るので、名前の似たものを中身で見分けられます。 複数アイテムから一括で張るときの候補も同じです。

自分自身と、すでにリンク済みのアイテムは候補から除外されます。

候補とリンク一覧のファイル名は、常に拡張子付きで表示されます (同じ名前の .md と .pdf を選び分けるため。 一覧の拡張子表示の設定とは独立です)。 長い名前の候補は省略されず、折り返して全体が表示されます。

スペースで区切って絞り込める

検索語をスペースで区切ると、すべての語を名前に含むアイテムだけが候補に残ります (議事録 2026 など)。語の順序は問いません → 探す

ノートの本文から ([[)

Markdown ノートを書いているときに、半角で [[ と打つとリンク先の候補が出ます。

  1. 本文で [[ と打つ (候補に直近に取り込んだ 10 件が出ます)
  2. 続けて名前の一部を打つと絞り込まれます (Inspector と同じく名前だけが対象で、並び順も同じです。スペース区切りも使えます)
  3. ↑↓ で選んで Enter (またはクリック)。選んでいる候補の横には、Inspector のリンクに マウスを乗せたときと同じ札 (サムネイルや本文の冒頭・更新日時) が出るので、 名前の似たものを中身で見分けられます

選ぶと、打った [[… が相手の名前 (拡張子なし) だけに置き換わり、 このノートから相手へのリンクが作られます。本文に [[ ]] は残りません。 候補を出したくないときは Esc で閉じます (エディタは閉じません)。

まだ無いノートへリンクする

[[ の後ろに名前を打って候補が 1 つも出ないときは、「「名前」というノートを作る」という 候補が出ます。選ぶと、打った [[… が名前に置き換わり、その名前のノート (名前.md) が作られて リンクされます。

  • 作ったノートは開きません (書いているノートのまま続けられます)。Inspector の「リンク」欄から開けます
  • 作るノートは空で、タグは付きません
  • 似た名前の候補が出ているときは出ません。既存のものを選ぶか、名前を打ち足してください

本文とリンクは連動しません

リンクは候補を選んだときに一度だけ作られます。あとで本文の名前を消したり書き換えたり、 相手の名前を変えたりしても、リンクはそのまま残ります。 リンクを外すときは Inspector の「リンク」欄の × を使ってください。

Note

かなモードの「「 や全角の [[ では候補は出ません。[[ を打ってから日本語入力に 切り替えて名前を打つことはできます。コードの中 (``` や ` の中) でも出ません。

ドラッグ&ドロップから

グリッド / リストで、アイテムを別のアイテムへドラッグします。 ドラッグ元 → ドロップ先の向きでリンクが作られます。

選択中のアイテムをつかんだ場合は、選択全体からまとめてリンクが張られます (自己リンクになる分はドロップ先から除外されます)。

離れた場所にあるアイテムへ張りたいとき

ドラッグしたまま一覧の上端 / 下端にカーソルを寄せると、自動でスクロールします。 端に近いほど速くなります。下端まで送って続きが読み込まれれば、そのまま先へ進めます。

Note

ゴミ箱ビューではドラッグできません。

複数アイテムから一括で

複数選択すると Inspector に 「リンク (一括)」欄が出ます。 選択中の全アイテムから、同じ相手へまとめてリンクを張れます。

追加のみです。既存リンクは各アイテムで異なるため、編集は単一選択で行ってください。

リンクを見る・辿る

Inspector には 2 つの欄があります。

欄 内容
リンク 自分が張っている先
バックリンク 自分に張られている元

各行は「種別アイコン + ファイル名」です。

  • クリック — そのアイテムへジャンプ
  • マウスを乗せる — 中身をのぞく(下記)
  • ホバーして × — リンクを削除

どちらの欄からも削除できます。バックリンク欄の「×」は、相手側からこのアイテムへ 張られているリンクを消すので、誤ってリンクされたときに相手を開き直す必要はありません。 削除は Undo (Cmd/Ctrl+Z) で戻せます。

中身をのぞく

リンク・バックリンク・2 ホップリンクの名前にマウスを少し乗せておくと、 Inspector の左隣に相手の中身が小さく出ます。ジャンプする前に「どれだったか」を確かめられます。

相手 出るもの
画像・動画・PDF など(サムネイルがあるもの) サムネイル
ノート・テキストファイル 本文の冒頭(カードに出ているのと同じ部分)
それ以外 種別アイコンと拡張子

下には省略しないファイル名と更新日時が出ます。

  • 行の上を通り過ぎただけでは出ません(少し止めると出ます)。出ている間は、隣の行へ 移るとすぐに切り替わります
  • Esc、クリック、Inspector のスクロールで消えます
  • キーボードの Tab で名前へ移ったときにも出ます
  • 出ている間も、一覧の矢印キーはそのまま使えます

冒頭だけです

ノートはカードと同じ冒頭の数行だけを出します。全文を読むときはジャンプするか、 相手を選んで Space のプレビューを使ってください。

ジャンプの動き

リンク先 動作
ノート エディタで開く
それ以外 グリッドに切り替え、そのアイテムだけを表示して選択

一覧の先頭ページに載っていないアイテムでも確実に見えるように、絞り込みを使って表示します。 ツールバーのチップの「×」で解除できます(通常のナビゲーションでも自動解除されます)。

ジャンプする前の一覧に戻る

ジャンプした先を確かめたら、Cmd+[(Windows は Alt+Left、 マウスの戻るボタンでも)でジャンプする前の検索語・絞り込み・選択に戻れます。 → 戻る / 進む

バックリンクから一括タグ付けへ

バックリンク欄の 「N 件を選択」 を押すと、バックリンク元のアイテムをグリッドで 全選択します。そのまま Inspector の一括タグ操作に繋げられます。 リンク欄にも同じ 「N 件を選択」 があり、こちらはリンク先のアイテムをまとめて選びます (以下の動きはどちらも同じです)。

いま掛かっているタグ・検索などの絞り込みは外れません。条件が 1 つ増えるだけで、 タグと同じく先に選んでも後から選んでも同じ結果になります:

  • 先にタグ: サイドバーでタグを選んでから押すと、「バックリンク元のうちこのタグが付いているもの」だけが選ばれます。 このときボタンは 「絞り込み内で選択」 に変わります(元の件数はボタンにマウスを乗せると出ます)
  • 後からタグ: 押したあとにタグを選んでも「〜のバックリンクで選択中」のチップは外れず、 同じように絞り込まれて、残ったぶんが選択し直されます

チップの「×」で元に戻せます。絞り込みに合うものが 1 件も無いときは一覧にそう表示されるので、 タグのチップの「×」を押してください(バックリンクでの絞り込みは残ったまま全員が出ます)。

使用例

「案件Aキックオフ」ノートに、議事録・見積・スライドがリンクされているとします。 バックリンク側から「N 件を選択」→ まとめて「案件A」タグを付ける、といった流れです。

2 ホップリンク

リンクしている相手のさらに先につながっているアイテムを、Inspector に並べて出せます (Scrapbox / Cosense の「2 ホップリンク」と同じ考え方です)。 既定では表示されません。設定 →「外観」の「2 ホップリンク」で 「2 ホップリンクを表示する」にチェックを入れてください。

バックリンク欄の下に、経由した相手ごとのまとまりで表示されます。

2ホップリンク
 ▾ 📄 設計メモ.md 経由          [4件を選択]
     📄 ADR まとめ.md
     📄 旧設計.md
     📕 仕様書.pdf
     🖼 構成図.png
 ▸ 🖼 ホワイトボード.jpg 経由    [12件を選択]

たとえば「議事録」から「設計メモ」へリンクしていて、「ADR まとめ」も「設計メモ」に リンクしているなら、議事録の 2 ホップリンクに「設計メモ.md 経由」で「ADR まとめ」が出ます。

  • 向きは問いません。 相手が張っているリンクも、相手に張られているリンクも拾います
  • 同じアイテムが複数の相手から届く場合は、それぞれのまとまりに出ます
  • 自分自身と、直接リンクしている(バックリンクを含む)アイテムは出ません
  • ゴミ箱の中のアイテムは出ません(経由する相手としても使いません)
  • まとまりは件数の少ないものから並びます。件数が少ないほど関係が濃いまとまりです

各まとまりの操作:

  • 見出しをクリック — 畳む / 開く(別のアイテムを選ぶとすべて開き直します)
  • 名前をクリック — そのアイテムへジャンプ(ジャンプの動きと同じ)
  • 名前にマウスを乗せる — 中身をのぞく(中身をのぞくと同じ)
  • 「N 件を選択」 — そのまとまりのアイテムをグリッドで全選択 (バックリンクの「N 件を選択」と同じ動き)

1 つのまとまりに出る名前は更新日時の新しい順に 5 件までです。 それより多いときは「ほか N 件」と表示されるので、「N 件を選択」でグリッドに出して見てください。

Note

2 ホップリンクの行には削除の「×」はありません。自分が張ったリンクではないためです。 つながりを外したいときは、経由している相手を開いてそちらで削除してください。

Melanite Viewer (iOS / iPadOS) では

アイテムの詳細のリンク・バックリンク・2 ホップリンクの各まとまりにも 「N 件を選択」 があります。 Viewer には複数選択が無いので、押すとその N 件だけに絞り込んで一覧へ戻ります (グリッド・リスト・カレンダー・地図のどのタブでも同じ N 件が出ます)。 パソコンと同じくいまのタグや検索の絞り込みは外れず、掛かっている間はボタンが 「絞り込み内で選択」 に変わります。上の絞り込みバーのチップ (「〜のバックリンク」など)の「×」で元に戻せます。 2 ホップの「ほか N 件(すべて表示)」は今までどおり、一覧に戻らずにその場で全件を並べます。

リンクと削除

状態 リンク
ゴミ箱に入れた 保持されます
完全削除した リンクも消えます