位置情報と地図¶
アイテムに緯度・経度を持たせて、地図の上で探せます。
位置情報はアイテムのメタデータ(緯度・経度)で、タグとは独立しています。 写真だけでなく、どのファイル種別にも付けられます。
位置情報を付ける¶
画像から自動で¶
画像を取り込むとき、EXIF の GPS 情報から自動で抽出して保存します。 スマートフォンで撮った写真は、たいていそのまま地図に載ります。
手動で入力する¶
Inspector の 「位置情報」欄に 緯度, 経度 の形式で入力します。
- Enter で確定
- 空にして確定すると削除
Google マップなどからコピペできる形式をそのまま受け付けます。
地図の上で指定する¶
- グリッドでアイテムを選択する
- 地図ビューに切り替える
- 地図を右クリック → 「選択中のアイテムをここに配置」
複数アイテムへ一括で¶
複数選択すると Inspector に 「位置情報 (一括)」欄が出ます。 選択中の全アイテムに同じ座標をまとめて設定 / 削除できます。
全員が同じ座標なら初期表示され、バラバラなら空欄になります。
位置情報を消す¶
3 通りあります。
| 方法 | 対象 | Cmd+Z で戻せるか |
|---|---|---|
| Inspector の「位置情報」欄を空にして Enter | 1 件 | ✅ |
| Inspector の「位置情報 (一括)」欄を空にして確定 | 選択中の全件 | ✅ |
| 地図のピンを右クリック → 「位置情報を削除」 | そのピン 1 件 | ✅ |
3 つめは、地図を見ていて「これは違う場所に付いている」と気づいたときに、 一覧へ戻らずその場で外せます。
地図の上での操作も元に戻せます
ピンの右クリックの「位置情報を削除」も、地図の右クリックの 「選択中のアイテムをここに配置」も、Cmd+Z / Ctrl+Z の履歴に入ります。 押すと変更前の座標に戻ります。
地図ビュー¶
ツールバーの表示切替の 4 つめ(ピンのアイコン)です。
- 現在のフィルタ(タグ・検索・種別)に一致し、かつ位置情報を持つアイテムだけを ピンで表示します
- ピンの色は先頭タグの所属グループ色を継承します
- 初回表示はピン全体が収まる範囲に自動ズームします。ピンが 0 件なら日本全体を表示します
選択したアイテムの位置へ飛ぶ¶
位置情報を持つアイテムを 1 件選択すると、Inspector の「位置情報」見出しの横に 「地図で表示」 ボタンが出ます。押すと、その座標を中心に地図ビューが開きます。
「この写真、どこで撮ったんだっけ」をワンクリックで確かめられます。
ピンから辿る¶
ピンをクリックするとポップアップが出ます(ファイル名 + サムネイル + ボタン 2 つ)。
「プレビュー」 を押すと、地図を離れずにその場で大きく表示します(クイックプレビュー)。 「この写真で合っているか」を地図を見ながら確かめられます。 Esc か Space で閉じると、地図の同じ位置に戻ります。 ピンには前後という並びが無いので、地図から開いたプレビューでは Left Right の 前後送りはありません(グリッド / リストから開いたときは使えます)。
Space でも開けます
ピンをクリックして選択した状態で Space を押しても、同じプレビューが開きます。 グリッドやリストでの Space と同じ操作です。
もう一方のボタンは、リンクのジャンプと同じ動作です。
| 種別 | 動作 |
|---|---|
| ノート | エディタで開く |
| それ以外 | グリッドに切り替え、そのアイテムだけを表示して選択 |
外部アプリは起動しません。
場所を検索する¶
地図の右上の検索ボックスに、地名・駅名・スポット名を入れて Enter を押します。
- 候補が最大 5 件出ます
- 地名は設定 → 外観の言語(日本語 / English)で表示されます
- 選ぶとその場所へ地図が移動します(エリアなら全体が収まる範囲、地点はズーム 15)
- ピンの絞り込みには影響しません。地図を動かすだけです
検索文字列は外部へ送られます
地名から座標を調べるために、入力した文字列を OpenStreetMap の地名検索 (Nominatim)へ送ります。Enter を押したときだけ送られ、入力の途中では 通信しません。人に知られたくない住所を調べる場合は、検索を使わず地図を 直接動かしてください。
→ プライバシー
キーボードで動かす¶
地図ビューに切り替えると地図がすぐキー操作を受け付ける状態になります。 マウスに持ち替えなくても、そのまま次のキーが使えます。
| キー | 動作 |
|---|---|
| Up Down Left Right | 地図を移動 |
| Shift + 矢印 | 大きく移動(3 倍) |
| + / - | ズームイン / ズームアウト |
| Shift + + / - | 3 段ずつズーム |
| Esc | ピンのポップアップを閉じる |
Esc で、いつでも地図の操作に戻れます。 場所検索ボックスに入力した後だけでなく、 サイドバーでタグを選んだ後や Inspector に入力した後でも、Esc を押せば 地図にフォーカスが戻り、そのまま矢印キーで動かせます (グリッド / リストで Esc がファイル一覧に戻るのと同じ考え方です)。
地図とオフライン¶
地図の背景タイルは、オンラインの OpenStreetMap を使います。
地図機能は、Melanite が外部と通信する数少ない場面のひとつです(ほかは URL からの取り込み)。送られるのは見ている地図の範囲だけで、 ピンの座標や写真そのものが外部へ出ることはありません。 → プライバシー
オフラインのときは地図の背景が表示されないだけで、ピンの座標データもアプリ本体の動作にも 影響はありません。
一度表示した地図はパソコンの中(OS のキャッシュ領域)に残ります。そのため、
- 同じ範囲を開き直したときの表示が速くなります
- 一度見た範囲は、オフラインでもそのまま地図が出ます
キャッシュはライブラリフォルダの外に置かれるので、ライブラリのバックアップやサイズには 影響しません。古いものから自動で整理されるので、消す操作は要りません。
撮影日時との組み合わせ¶
設定 →「取り込み」タブで「EXIF 撮影日時を更新日時に反映する」を ON にすると、 写真が撮影日でカレンダーに並びます。
地図で「どこで撮ったか」、カレンダーで「いつ撮ったか」、タグで「何の写真か」という 3 つの軸で同じライブラリを見られます。