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探す

Melanite の検索は 2 つの入り口に役割分担されています。ここを理解すると一気に速くなります。

入り口 キー 対象 特徴
検索ボックス Cmd+F / Ctrl+F ファイル名 + ノート本文 + メモ 横断検索。タグ絞り込みと併用
クイックオープン Cmd+P / Ctrl+P ファイル名だけ 本文にヒットしない。1 文字から検索できる

どちらもスペースで区切った語はすべて含むものに絞られます(詳しくは下記)。

覚え方は「中身も探すなら Cmd+F、名前で一発なら Cmd+P」です。

探すのが「操作」なら Cmd+Shift+P

ここで扱う 2 つはアイテムを探すものです。「あの機能どこだっけ」を探すときは コマンドパレット (Cmd+Shift+P / Ctrl+Shift+P) を使います。 整合性チェックのようなメニューに無い操作も、名前を打てば呼び出せます。

検索ボックス

ツールバーの 「検索 (ファイル名・ノート本文・メモ)」 ボックスです。Cmd+F / Ctrl+F でフォーカスします。

  • 入力のたびに結果が更新されます(インクリメンタル検索)
  • 検索対象は ファイル名・メモ・ノート本文 (Markdown) の横断です
  • Sidebar のタグ選択や種別フィルタと AND で効きます
  • 日本語に対応しています
  • スペースで区切ると、すべての語を含むものだけが残ります(下記)

スペースで区切って絞り込む

検索語をスペースで区切ると、その語を「すべて」含むアイテムだけが残ります。 半角スペースでも全角スペースでも構いません。

入力 出るもの
設計 メモ 「設計」と「メモ」をどちらも含むアイテム
メモ 設計 同じ(語の順序は問いません)
設計メモ 「設計メモ」と続けて書かれているものだけ

語ごとに、当たる場所は違って構いません。 たとえば 打ち合わせ 見積もり は、 ファイル名に「打ち合わせ」・本文に「見積もり」と書かれたノートにも一致します。

思い出せる単語を 2〜3 個並べるのがいちばん速い探し方です。

クイックオープンとリンク追加でも同じ

この規則は検索ボックス・クイックオープン (Cmd+P)・Inspector のリンク追加の すべてで同じです。2026 議事録 のように、日付と種類を並べて一発で出せます。

スペースを含む名前を探すとき

「設計 メモ.md」のようにスペースを含むファイル名も、設計 メモ でそのまま見つかります (両方の語を含むため)。ただしその並びのものだけに限定する指定はありません — 語の順序を問わないぶん、似た名前が一緒に出ることがあります。

一致箇所をその場で確認する

グリッドビューで検索すると、本文がヒットしたノートのカードには、 冒頭の代わりに一致箇所を含む抜粋が表示され、検索語がハイライトされます。 開かなくても「どのノートに書いてあったか」がその場で分かります。

メモは PDF や画像を探すための足がかりになる

本文が検索できない PDF・画像・Office ファイルでも、メモに書いた言葉では検索できます。 Inspector の「メモ」欄に一言入れておくと、後から見つけやすくなります。 → メモを書く

絞り込んだら Esc で一覧へ

検索欄で Esc を押すと、一覧にフォーカスが移ります。検索語はそのまま残ります。

キーボードだけで「探す → 操作する」を繋げるための動線です。

  1. Cmd+F / Ctrl+F で検索欄へ
  2. 検索語を入れて絞り込む
  3. Esc で一覧へフォーカスを移す
  4. あとは矢印キーで移動、Space でプレビュー、T でタグ付け、S でお気に入り

TS などの 1 文字ショートカットは、入力欄にフォーカスがある間は 文字入力として扱われます(効きません)。Esc で一覧に戻すことで使えるようになります。

Note

Esc で検索語は消えません。絞り込んだ結果を操作するのが目的なので、 条件を保ったままフォーカスだけが移ります。検索語を消したいときは手で消してください。

検索欄以外からも同じです

サイドバーのタグをクリックした後や、Inspector のメモ・タグ欄に入力した後でも、 Esc でファイル一覧にフォーカスが戻ります → キーボードショートカット

2 文字以下の検索について

全文検索は 3 文字以上の語を対象にしています(内部の索引方式による制限)。

2 文字以下の場合はファイル名とメモだけが検索されます(ノート本文は対象外)。 短い語で本文まで探したいときは、もう少し長い語を足してみてください。

この判定は語ごとです。AI 議事録 のように短い語と長い語を並べた場合、 「AI」はファイル名・メモで、「議事録」は本文まで含めて探されます。

本文が検索されるのはノート (.md) だけ

これは意図的な仕様です。

種別 本文の検索
ノート (.md) ✅ される
テキストファイル (.txt など) ❌ されない(名前でのみヒット)
PDF ❌ されない
画像(OCR) ❌ されない
Office ファイル ❌ されない

PDF・OCR・Office の全文検索について

これらは一度実装されましたが、抽出精度に信頼が置けなかったため撤回されました。 「検索したのに出てこない」が起きる検索は、無いほうがましだという判断です。 全文検索の対象はノート本文だけ、と割り切って使ってください。

クイックオープン

Cmd+P / Ctrl+P で開くパレットです。

  • ファイル名のみを対象にします。本文にはヒットしません
  • 全文検索インデックスを使わないため、1 文字から検索できます
  • スペース区切りで、すべての語を含む名前に絞れます (設計 メモ → 「設計メモ」も「メモ_設計案」も出る)
  • 名前は常に拡張子付きで並びます(会議メモ.md)。 同じ名前の .md.pdf を選び分けられるようにするためで、 一覧の拡張子表示の設定とは独立です
  • 各行の右端に、そのアイテムのタグがチップで並びます(色ドット + 名前。5 個以上は「+N」に畳む)

タグは表示だけ

クイックオープンのタグは検索対象ではありません。入力のたびにタグを突き合わせると 体感が重くなるため、表示のみです。タグで探すときは Sidebar を使ってください。

選んだあとの動き

クイックオープンで選んだアイテムは、開かずに一覧上で選択状態になります。 そこから Enter で開く、Space でプレビュー、T でタグ編集、と繋げてください。

絞り込みはツールバーのチップの「×」で解除できます。

タグで絞り込んだまま選んだのに一覧に出てこないとき

クイックオープンはいま掛かっている絞り込みを勝手に外しません。 タグで絞り込んでいるときに、そのタグが付いていないアイテムを選ぶと、 「(名前)で選択中」のチップは出ますが一覧には現れません (一覧には「他の絞り込みに一致しません」と表示されます)。 このときタグのチップの「×」を押せば、名前での絞り込みは残ったまま そのアイテムが一覧に出てきて、選択された状態のまま Enter で開けます。

「〜で選択中」のチップは自分で外すまで残ります

クイックオープン・バックリンクの「N 件を選択」カレンダーの日付選択で出るこのチップは、 他の絞り込みと重なるだけの条件です。タグを押しても、検索語を打っても、 サイドバーのセクションを変えても外れません(そのぶん一覧は狭くなります)。 外すときはチップの「×」、全部まとめてなら Cmd+Shift+F です。

絞り込みの手段

一覧に効く絞り込みは、すべて AND で重なります。

手段 場所
タグ Sidebar(複数選択可。複数選ぶと AND)
種別 Sidebar(ノート / 画像 / 動画 / ドキュメント / その他)
お気に入り Sidebar
未タグ Sidebar
テキスト検索 ツールバーの検索ボックス
ファイルサイズ ツールバーの「サイズ」ボタン
日付 カレンダービューで日付をクリック(Inspector の日時の「カレンダーで表示」からも)

絞り込み条件をすべてクリアする

条件を重ねて探した後、Cmd+Shift+F(Windows は Ctrl+Shift+F)で 上の表の絞り込みをまとめて外し、「すべて」の表示に戻せます。

  • 外れるのは、サイドバーの選択(タグ・種別・お気に入り・未タグ・ゴミ箱)、 タグの除外、検索語、サイズ、カレンダーの日付選択などの一時的な絞り込みです
  • 表示形式(グリッド / リスト / カレンダー / 地図)は変わりません
  • 何も絞り込んでいないときは「絞り込み条件はありません」と出るだけです
  • macOS ではメニューバーの 「表示 → 絞り込み条件をすべてクリア」、 どちらの OS でも コマンドパレット(Cmd+Shift+P)の 「絞り込み条件をすべてクリア」から実行できます

1 つずつ外すこともできます

タグや検索語を個別に外したいときは、チップバーの 「×」、検索欄のクリア、 サイドバーの再クリックが使えます。Cmd+Shift+F全部いっぺんに戻すための 近道です。

ファイルサイズで絞り込む

ツールバーの 「サイズ」 ボタンを押すと、最小最大の入力欄が開きます。 数値を入れて単位(KB / MB / GB)を選ぶと、そのつど一覧が絞り込まれます。

  • 片方だけの指定でも構いません(「最小 100 MB」だけで「100 MB 以上」になります)
  • 入力した値そのものを含みます(最小 1 MB ならちょうど 1 MB のファイルも残ります)
  • 絞り込み中はボタンが色付きになり、「1.0 MB 以上」のように条件が表示されます。 同じ表示が一覧の上のチップバーにも出て、「×」で解除できます
  • タグ・種別・検索語と AND で重なります

容量を食っているファイルを片付ける

「最小 100 MB」で絞り込み、並び順を 「サイズ (大きい順)」 にすると、 大きいファイルから順に確認できます。不要なものはそのままゴミ箱へ送れます。

並び順

ツールバーのドロップダウンで切り替えます。既定は「更新日時 (新しい順)」です。

並び順 基準
関連度順 検索語との一致の強さ(検索中の既定)
更新日時 (新しい順 / 古い順) ファイルの最終更新日時(新しい順が既定)
追加日時 (新しい順 / 古い順) Melanite に取り込んだ日時
作成日時 (新しい順 / 古い順) ファイルの作成日時
名前 (昇順 / 降順) ファイル名
サイズ (大きい順 / 小さい順) ファイルサイズ

リストビューではカラムヘッダのクリックでも切り替えられます (同じ見出しをもう一度押すと昇順・降順が入れ替わり、ドロップダウンの表示も追従します)。

関連度順

検索ボックスに入力を始めると、並び順は自動で「関連度順」に切り替わります。 検索語を含む回数が多いもの・短い本文の中で目立つものほど上に来るので、 探しているノートが更新日時順の下のほうに埋もれません。検索語を消すと元の並びに戻ります。

  • 自分で並び順を選んでいるときは切り替えません(既定の「更新日時 (新しい順)」のときだけ)
  • ドロップダウンから明示的に選ぶこともできます。ただし検索語がないときは順位を 付けようがないので、更新日時順として振る舞います
  • 名前だけを対象にした検索(Cmd+P のクイックオープン)や 2 文字以下の検索語では 全文検索の索引を使わないため、こちらも更新日時順になります

名前順の並びについて

名前順は自然順(数字を数値として扱う)+ 大文字小文字を無視した照合です。 ただし漢字はコードポイント順で、読み順にはなりません。

スマートフィルタ

よく使う絞り込みを名前を付けて保存できます。

保存する

  1. 検索語・タグ・種別・ファイルサイズなどで絞り込む
  2. ツールバーの 「保存」 を押す(絞り込み中だけ出ます)
  3. 名前を付ける

使う

Sidebar の「スマートフィルタ」セクションに並びます。

  • クリックで一発適用(検索ボックス・タグ選択・セクションが保存時の状態に戻ります)
  • 適用中にもう一度クリックすると解除され、「すべて」に戻ります
  • 現在の絞り込みが保存済みフィルタと一致しているときはハイライトされます
  • 右クリックで名前とアイコンの変更・削除

アイコンを変える

右クリック → 「名前とアイコンを変更…」 で、名前の左に出るアイコンを好きな絵文字にできます。

  • 候補ボタンから選ぶか、左の欄に絵文字を直接入力します (macOS は Ctrl+⌘+Space、Windows は ⊞+. で絵文字パレットが出ます)
  • 欄を空にすると既定のアイコン(☆)に戻ります

使用例

「未タグ かつ 画像」を “整理待ちの画像” として保存しておけば、 片付けたいときに 1 クリックで呼び出せます。